◆ようやくドナウ川クルーズへ。 ※この記事は2013年5月6日の体験を元にしています
メルク修道院のある高台のふもとを回り込み、川岸の船着き場に向かいます。
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すると、同時刻に出発する2隻の遊覧船が泊まっておりました。
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どちらでも良いらしいので、白と青の船に。ヴァッハウコンビチケットを見せて乗り込みます。

出発進行!
さようならメルク修道院…
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今日は……
風が騒がしいな…( -Д-)

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ていうか寒いです。船速くて風が強くて。波も立ってる。

欧米の旅行客はリゾートみたいな恰好で上着も持っていない人が多く、最初はデッキでビールを飲んでいたけれど、寒さからどんどん船内に引き上げていきました。

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この玉ねぎ屋根は、シェーンビューエル城。

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最初はデッキに20人以上いたのに、気づけば外は4人ぐらいに減ってたよ…
ドナウ川クルーズに行く人は、風を通さない羽織りものがあった方がよいと思います。
わたしはジャンパーきっちり着込んで、最後は毛糸の手袋はめてました(5月上旬、晴れ時々くもりの日)。

残った重装備者たちは、風にゴウゴウあおられながら写真撮りまくり。
(といっても、おおむね山と川と森しか見えない)
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あと、ドナウ川、青くない。美しいけど基本ベージュ。
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◆船内アナウンスでは、その時々で見える景色を説明してくれます。何か国語かのうち、日本語のアナウンスもありました。

シュピッツという街は丘の上にブドウ畑が広がり、ワイナリーやホイリゲの多い美食の街だそうな。
ここで多数の観光客が降りて行ったので、きっと皆おいしいものを飲み食いするのでしょう。いいな…
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ドナウの川岸はずっと道路になっていて、自転車でツーリングしている人がひっきりなしに通っていました。道は平坦そうだし、きっと気持ち良く走れそう。
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他のクルーズ船ともすれ違いました。
人はどうして、船に乗ると手を振り合いたくなるのだろう… 張り切って手を振るわたし。たのしい。

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パリに引き続き、今回の旅にもご同行いただいたけろくま氏。(ヨーロッパ史や文化に詳しい)

◆1時間半ほどで、デルンシュタインに着きました。
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丘の上に見えるのは、リチャード獅子心王の城跡と言われる廃墟。

あんずが名産品だそうです。
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デルンシュタインはホイリゲもあり中世の街並が楽しめる街、と聞いていたんですが、正直足が痛くて、これ以上歩くのは無理…
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残念ですが散策を諦め、帰りの電車が出るクレムスまでバスで移動することにしました。
#デルンシュタイン〜クレムス間のローカル列車は、土日しか運行していないそうで
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街外れのバス停のベンチで、(…たぶん、ここでいいんだよな…)と若干の不安を抱きつつ、30分ほど待ちました。
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交通量は多いし自転車ツーリストも通るけど人っ子一人歩いてない田舎の道で、木々に囲まれながらドナウの流れを眺め、鳥の声を聞き…

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…これはこれで、なかなかできない楽しい経験でした。
2013年6月現在、中部ヨーロッパでは過去10年間で最悪の大規模な洪水に襲われており、このドナウ川も氾濫したと聞いています。よく写真を見ると、普段でも水量はかなり多いですよね(撮影は2013年5月6日)。これ以上被害が出ないよう、早く洪水が治まることを祈っています

◆30分後、時刻表の通りにバス登場!間違ってなかったーーー。

ですが!車内は遠足帰り?の小学生でいっぱいで、立つのすら一苦労。
クレムスまでの20分が少々長かったよ…

駅に着いたら、5分後にウィーン行きの電車が出ることが分かり、それに飛び乗りました。
クレムス観光もできなかったのは心残りだけど。
電車はガラガラで快適。シートは柔らかいし、疲れもあいまって眠い… しかし、他のお客さんが誰も寝る気配がないのでさすがに恥ずかしく、寝ないよう我慢していました。

◆ヴァッハウコンビチケットの場合、帰りの電車の切符は終点:ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅まで行けますが、そこまで行かず、手前のハイリゲンシュタット駅(もしくはシュピッテラウ駅?自分の乗った電車がこの駅に止まったかどうか覚えていないので、本当に止まるかどうかは不明)で降りた方が中心部に出やすくて便利だと思います。
フランツ・ヨーゼフ駅は地下鉄が通っていなくて、結局トラムで最寄りの地下鉄駅まで移動するはめになったので。

ヴァッハウ渓谷クルーズは、行き帰り含めて1日かかってしまいますが、オーストリアの自然の風景が味わえる素晴らしい旅でした。
乗り物好き、ウィーンとは一味違う中世の雰囲気が残る小さな街やメルク修道院が見たい人、帰りにホイリゲで一杯やりたい人などにおすすめです。
ただし、寒さ対策だけは万全にね!

【関連リンク】ワッハウ渓谷ドナウ川クルーズ