◆日曜の朝8時にtvをつけても、もう「Climax Jump」は流れない…

ああ、「電王」本当に終わっちゃったんだなあ(;ー;

そんな寂しさを噛み締めた全国の大きなお友達、元気ですか?マヨです。

あまり盛り上がらない気持ちで「キバ」第一回を見てから(現代と20年前が交互に進む構成は、ちびっこにはちと難しそう?)、中野サンプラザへ。

そう、今日は、楽しみにしていた「仮面ライダー電王 ファイナルステージ」なのです!(・∀・)
仮面ライダー電王 ファイナルステージ&番組キャストトークショー [DVD]

◆わたくし、初の仮面ライダーイベントだというのに、良太郎や侑斗の出る一日目ではなく声優さんの出る二日目を選んでしまいました。
一度目でこの選択は、ちょっとディープ過ぎたかしら?( ̄m ̄

一日目はギャルが多そうだけど、二日目はマニア層かなぁ。と思いつつ会場に行ってみたら、あらあら?
9割が大人(ここまでは予想の範囲内)、そして、9割が女性じゃないですか!
え、今日って佐藤健くんとかは来ない日だよね?
イマジン&声優さん、女性に大人気(・∀・;)

ごった返す物販コーナーで、甥っ子のお土産にモモタロスのミニタオルを購入しました。かわいい(´ー`
電王のおもちゃを始め、Tシャツにタオルマフラー、パーカなどなど、電王グッズを山ほど売ってる(在庫一掃セール?)。ゲキレンのダウンベストまで。
握手会参加権つきのパンフレット、カレンダー。
赤、青、黄色、紫のサイリウムを売ってるのは笑いました。

◆10時半の予定時刻をちょっと過ぎた頃、司会進行のお姉さん登場。
「こんにちはー!」と呼びかけられるのがちょっと恥ずかしい、けど、今日は童心に帰るのです。こんにちはぁーーー!!(>▽<
注意事項を聞いた後、まずは第一部のキャラクターショウスタート!

※以下、ネタバレです。
※ファイナルステージのDVDは、4/21に発売されるそうなので…
※それまで内容を知りたくない人は、この先は読まないでくださいね!

◆良太郎のモノローグ:

モモタロスたちはデンライナーに乗って去っていった…
「また、会おうぜ!」「いつか、未来で」
そう言ったけど、まさか、こんなに早く、モモタロスから手紙が来るなんて。


「良太郎!金がなくて、俺たちのデンライナーの乗車賃が払えねぇ!」

……… えぇ〜〜〜( ̄▽ ̄;
先週、涙・涙で別れたのに。わたしの感動を返せ!w

◆幕が開いて、ターミナル温泉旅館マネージャーが登場。
モモタロスたちは、乗車賃を稼ぐため、デンライナーを降ろされて、ターミナルにある温泉旅館で働くことになったらしい。
宴会場の掃除を言いつけられたのに、さぼってばかりでまったくやる気の無いモモタロス。しかも、宴会では余興のショーまでやらなければならないのだが…

ついに、生モモタロスですよ!
初めて見ました。赤いです。ツヤツヤです!


続いてウラタロス、キンタロス登場。黄色い歓声が飛び交います。

「先輩、掃除なら得意でしょう?脳みそまでピカピカに磨き上げてるぐらいですもんねぇ」「てめえこそ掃除にぴったりじゃねぇか、この亀の子タワシが!!」

相変わらず人を食ったウラタロスにキレるモモタロス。
ああ、この雰囲気、TVで見たのとおんなじだぁ…
冷静に考えるとただの着ぐるみ(失礼)なのに、どうしてこんなに「会えて嬉しい!!」って思っちゃうんだろう。

◆それにしても、一人足りないなー。小僧がいないぞ、小僧が。

と、会場中ほどの扉が開いて、ダンサーが元気良く飛び込んできました。そのままステージへ!
わたしの目の前を、紫色のテカテカした人が通った…
あっ、リュウタロスだ!

hiphopバージョンで踊るリュウタロス with ダンサーズ。
凄い、本当にブレイクダンス踊ってるよ。ウインドミルまで!

格好良くポーズを決めた後、「おーきなくりの、きのしたで〜♪」とそのままお遊戯を始めるリュウタロス with ダンサーズ。
相変わらずのようです…

リュウタロスは一人だけ乗車券を持っているので、働かなくても良いらしい。
バカモモはどうでもいいけど、カメちゃんとキンちゃんは可哀想だから、とたくさんのお金を渡す。こんな大金、どうしたんだ?と聞くと、道端で踊っていたら、通行人がお金をいっぱい投げてくれたらしい。

それを見たモモタロス、掃除なんかじゃ何年かかっても稼げねえ。ダンスで一山当てよう!と、宴会場から抜け出して、ダンスの特訓へ。
 「さんはい、おーきなくりの、きのしたで〜♪」
3人のダンス(?)はめちゃめちゃ。ウラタロスなんか「そんなの関係ねぇ」(そろそろ使い納め)「命!命!」(自分的に納得いかないらしく何度もやり直し)などとやっている始末。

計画が頓挫したところへ、ゼロノス&デネブ登場。(デネブーーー!)
はぐれイマジンを追っていたら、ターミナル付近で見失ってしまったとのこと。
皆で探そうと相談していると、当のはぐれイマジンたちが現れ、勝負を挑んでくる。

◆6人 vs イマジン5体の戦い。

さあ、最初の見せ場です!
スーツアクターの演技、tvではさんざん見てきたけれど、生で見るといっそう凄さが分かります。
あんな動きづらそうな格好なのに、軽々と飛んだり跳ねたり、殺陣もバシッと決めて…しかも、動作のひとつひとつにキャラクターの個性が出ている。本物のイマジンがそこに生きている、としか思えません。
ライブだとカットしてつなぐというわけにもいかないし、撮影よりもっともっと大変だと思うんですよね。
どんな人が演技していたかまでは分からないけれど、本当に見事でした。

しかし、しょせんは雑魚イマジン。
モモタロスたちの楽勝だと思っていたら、なんとそこへ、牙王(2代目)が現れた…!
「時間も、この世界も、すべてを奪ってやる」と宣言する牙王は、手始めに、モモタロスたちから「あるもの」を奪う。

◆そこへ、

「モモタロス、遅れてごめん!!」

良太郎が駆けつけてきた。

デンライナーに乗車賃が必要というのは、オーナーの冗談。本当はちゃんとパスが用意してあったのだ。
オーナーから預かってきたパスを、ひとりひとりに渡して回る良太郎。
#良太郎が登場する時は、プラットフォームです。声は本物だから本人に見える

しかし、当のモモタロスは、
「…?誰だ、てめえ…?」
良太郎が誰なのか分からない様子。

そう、牙王は、モモタロスたちから「記憶」を奪ってしまったのだ!

名前も良太郎のことも忘れて、自分たちは温泉旅館の従業員なのだと信じ込み、黙々と宴会場の掃除をするモモタロスたち。
一緒に牙王と戦おうと良太郎が呼びかけても、誰も相手をしない。ウラタロスも、キンタロスも、リュウタロスも…

◆良太郎は、難を逃れていたデネブ、ゼロノスと合流する。
ゼロノスは一人じゃ勝てないと止めるが、「モモタロスたちはきっと来てくれる」と信じる良太郎は、一人で戦い始める。

苦戦しながらも一生懸命立ち向かっていく良太郎の姿に、何かを思い出しかけるモモタロス。
「もうちょっとで思い出しそうなのに…!」とハラハラ見守るデネブは、客席に向かって「名前を呼んであげれば、思い出すかもしれません!」とお願いする。

来たー!来ました、名前コールのお誘い!(>▽<;
やるしかないでしょう、デネブのお願いなら!!

メガホンを取り出したデネブと一緒に(どこに持ってた)、
「せーの、モーモターロス〜!」「モーモターロス〜!」 ←緊張感ゼロ
「ウーラターロス〜!」「ウーラターロス〜!」
「キーンターロス〜!」「キーンターロス〜!」
「リューウターロス〜!」「リューウターロス〜!」


◆奪われた記憶が、甦った!
良太郎の元に駆けつけた4人+ゼロノス&デネブが、順に変身していく。

ソードフォーム!「俺、参上!」
ロッドフォーム!「お前たち、僕に釣られてみる?」
アックスフォーム!「俺の強さに、お前が泣いた!」
ガンフォーム!「やっつけちゃうけど、いいよね?答えは聞いてない!」
アルタイルフォーム!「最初に言っておく!俺はかーなーり、強い!」


電王の揃い踏み、格好良いいいぃ(TДT
キャー!キャー!と、客席もクライマックス。
全員の名乗りが終わるまで待たされたイマジンたちからは、「長ぇよ!」とツッコミが。

変身した姿で、二回目の見せ場です。
ところで、侑斗ってプオタなの?よくプロレスっぽい技使うよね。
あの桜井さんが後楽園ホールで熱くなってるところを想像すると、かなり笑えるんですけど。

その侑斗が「デネブ、来い!」と、ベガフォームに変身。
「最初に言っておく!侑斗への年賀状は、一月いっぱい受付中だ!」
「デネブ!バカッ!!」
「だって、まだ一枚しか来てないし…」 #その一枚って、良太郎から?

親子漫才に和みつつ、ゼロノス勝利。勝ち名乗りは、
「…寒中見舞いもアリだ!」
どこまでおかんだ、デネブ。心配しなくても、侑斗は人気者だよw

電王もクライマックスフォームに変身して、牙王を粉砕ッ!
こうして、良太郎たちは世界を救ったのだった。

◆「お別れのやり直しになっちゃったね」
「チッ、しまらねえな、全く!」
ぶっきらぼうなモモタロス。周囲の「またいつ会えるか分からないのに…」と言う声も無視して、さっさと行ってしまう。
じゃあまたね、と去っていくウラタロスたち。名残惜しげな良太郎も、現代へと帰っていく。

良太郎のモノローグ:

僕たちの二度目の別れは、あっさりしたものだった…


◆ステージの幕がふたたび開くと、そこはターミナル温泉旅館の宴会場。
ドラムやDJブースもセットされて、イマジンたちがバンドを組んで登場!
「またな、良太郎!」

元気いっぱいの「Climax Jump DEN-LINER form」が響く。
歌って踊って、良太郎を見送るイマジンたち。クライマックスのうちに幕!

…この「Climax Jump」が素敵だった〜!
pvのまんまなんですよ。踊りとか、ひとりひとりのポーズとか。ウラちゃんの気障な手つきも、リュウタのくるくるダブルピースも、最後メインのマイクを取り合ってケンカになりそうになるのも、pvとおんなじ!
マイクスタンドを抱えて歌うキンちゃんがかっこいい!
リュウタがノリノリなのはいいとして、ウラタロスの腰が動きすぎるのは、ちょっと自重しろと思いますw ここもpv通りです。
いや〜もう、楽しくてたまりません〜(>▽<

◆約50分間のショウが終了。10分間の休憩を挟み、第二部開始。

司会進行のお姉さんに紹介されて、てらそままさきさん(キンタロス)、遊佐浩二さん(ウラタロス)、関俊彦さん(モモタロス)、秋山莉奈さん(ナオミ)、鈴村健一さん(リュウタロス)が登場!

一人ずつの自己紹介と挨拶。関さんは、少年らしさを失なっていない大人という感じ。普通にしゃべりだしたので会場中のブーイングを浴びてwモモタロスをやってくれました(これ、遊佐さんだったかも?記憶が怪しいです、ごめんなさい)。朝イチだし親子が多いだろうと思っていたら黄色い声が飛んできて、ちょっと圧倒されたとのこと。すみません、子ども押しのけて大きいお友達が来ちゃってw
てらそまさんは、泥臭いキンちゃんとはまた違って、落ち着いたアダルティ〜な雰囲気。
遊佐さんは、地声はわりと普通でした。が、一度「君たち、僕に釣られてみる?」とウラボイスをやると、会場中がメロメロに。
ナオミちゃんは黒いミニワンピにピンクのタイツ。ちょっと鼻にかかった声が可愛い!今日のために、ネイルを、親指はピンク、その他は赤・青・黄色・紫で塗ってきたそうです(ウラから「それ白っぽくない?ウラタロスじゃなくてジークなんじゃないの?」とツッコミ。「水色だけど、青ですから!」と答えていました)。
鈴村さんはお茶目で、立ち位置的にもリュウタロスっぽかったです。

◇アフレコの裏話
・ナオミちゃん、声優さんと共演したことはない。いつもスーツアクターと演技していたので、モモタロスたちの声はスーツアクターの声のイメージで覚えてしまったのだとか。「慣れるまで半年ぐらいかかりました」「半年もかよ?!」
・デンライナーのセットはとても狭い。ぎゅうぎゅうだったので、夏場など、正直暑苦しかった。モモタロスに触るとじっとりしめっていたことも。「それは俺のせいじゃないぞ!(関さん)」
・タロスたちの台詞はアドリブがほとんど。スーツアクターの演技を「たぶんこういう意味だろう」と推測して、自分で台詞を当てていく。
一生懸命声を入れたのに、ガンガンカットされてしまって(もしくは音量をすごく絞られてしまって)、残念だったらしい。これはナオミちゃんも同じ。
#デンライナーの中のシーン、もっと見たかったな〜。カットされちゃったの、わたしたちも残念ですよ
・アフレコは編集前の映像を使って行うので、いろいろな「見えちゃいけないもの」が映っていた。イマジンの首から上が違ったりとか。ちなみにいくつかのパーツに分かれているそうです。
「小さい子は聞いちゃダメ!」「あとでお父さんお母さんがうまいこと説明してくれるからね!」

◇Q&Aコーナー
何かのランキングで、モモタロスが「ペットにしたいNo.1」に選ばれたとか。(これって何のランキング??)
「僕が選ばれると思ったんですけど。(鈴村さん)」 ですよねー。

ということで、4人+デネブ、ジークの顔が描かれたうちわが配られ、Q&Aコーナーへ。

「一緒に会社を興したいイマジンは誰?」
ずる賢いから、女の子をたらしこむのが上手だから、という理由で、ウラ人気。遊佐さんだけは「ウラタロスは人格者だから」という理由で選んだそうです。鈴村さんは「お飾りとして」ジーク。関さんは、デネブと迷った上でキンちゃんを。じっとしていても周りが盛り立ててくれそうという理由だったようですが、本社のビルまで建ててくれそうだよね、と他の人たちに言われてました。

「生まれ変わるならどのイマジン?」
ジーク圧倒的人気。
殿様気分を味わってみたいから、空気読めなくても幸せそうだから、偉そうにしてみたいから、などなど。
そんな中、鈴村さんだけがモモタロスを選択。
「僕もジークかなって思ったんですけど、よく考えたら、本当にお金持ちだっていう証拠がないんですよ!」
王子って言ってるけどどこの王子か分からない、本人がそう言い張ってるだけ、撒き散らしてる羽根も本当は自分の抜け毛なんじゃないの?と鋭いツッコミ。
「…というわけで、僕はウラタロスに」 ←鈴村さん間違えた
「いや、それモモタロス!」
「僕、まだ入って日が浅いんで…すいません」
青いのがウラタロスだよ〜、覚えてね〜。(遊佐さん)」

◇最後は生アフレコ大会!
ちょうど通りがかったというイマジンたちに出演してもらい、本編のお風呂上りのシーンを再現してくれました。スーツアクターの演技と声優の演技の合わせ技が、目の前で!なんて贅沢!!(T^T
「カメ!てめえこそ一緒に入んじゃねぇ!てめえの体からダシが出てんだよダシが!スッポンかてめえは!」というあれです。あらやだモモちゃん口が悪い。
#関さん、モモタロスの口が悪いこと、あちこちから「どうにかならないの〜?」と言われたそうですよ〜

◇名残惜しいけれど、そろそろ終了のお時間。
最後に、もう一度声優さんからお別れの挨拶をもらいます。
声優さんならこの規模のお仕事は慣れているんだろうなぁと思っていたんだけど、やっぱり一年分の思いがあるらしく、それぞれの電王に対する愛を感じました。
特に、鈴村さんは特撮が大好きでCDまで出してしまうほどだったそうで、その嬉しさを熱く語ってくれました。ムーブメント。
ナオミちゃんは「デンライナーは本当に、私のお城って感じで…」と話していたところ、涙で詰まってしまって、可愛かった(´ー`#

衝撃の「Vシネマ制作決定!」が発表され、さらにファンの声が大きければ劇場公開もアリ?!だそうで(みんな、TV朝日東映に劇場公開希望メッセージを送ろう!)、これからも電王を応援してね!ということです。

50分ほどのトークショウもこれで終わり。
皆さんさようなら… と、締めかけたところで…

関さん、いえ、モモタロスが「俺達は、まだまだクライマックスだぜーーー!!」と参上!

全員でもう一度「Climax Jump DEN-LINER form」を歌って、ラストにリボンまで飛んで、派手派手に終わりました。楽しかったね。楽しかったねーーーー!!(>▽<。
幕が降りるギリギリまで、リュウタロスが寝転んで手を振っていたのが可愛かった〜♪

◆Vシネマ、本当に本当に楽しみです。
良太郎に、モモタロスに、ウラタロスに、キンタロスに、リュウタロスに、侑斗に、デネブに、早く会いたいよ!
できれば、いや絶対、映画館の大きなスクリーンで!