◆3日目は、マカオに行くのだ

意気込んで、尖沙咀にあるチャイナ・フェリー・ターミナルへ行った(BPインターナショナルからだと、九龍公園を抜けてすぐ)のですが、ここでちょっとした誤算が。
のんびり朝ごはんを食べてからチケットを買おうとしたら、乗ろうと思っていた便がすでに満席だった
尖沙咀発の便は数が少ないので、乗る便が決まっている人はインターネッツで予約しておくのが無難ですな。もしくは先に買ってから、朝ごはんを食べる。(あと、上環のマカオ・フェリー・ターミナルの方が便数が多い)

◆ちなみに、このとき食べていた朝ごはんはこちらです。
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Cの定食にして適当に2品選んだら、目玉焼き&カレー風味肉 in インスタントヌードルになった。インスタントヌードルは香港ではメジャーな朝ごはんなんだそうで。おいしかったかと言われると、うーん…

◆パスポートを見せて、香港出国。
フェリーは席指定で、それほど揺れなかったけれど、念のためシートベルトをしてました。飲み物も売ってるけど、エコノミークラスは特に風景がよいわけでもなく、やることなく、とりあえず寝るかと
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45分ほどでマカオ着。
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この海上の長ーい橋が、マカオ半島とタイパ島を結んでいるんだね
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◆一人なので、中心地へは安い路線バスで行くことにしました。3番バスに乗り、「新馬路」(ごっくん馬路村思い出す)で降りると、そこがかの有名なセナド広場なのです。
降りてから、右だっけ左だっけ、とまごまごしていたら、バスで隣の席に座っていた現地のおじさまが、「セナド広場は向こうだよ!」と教えてくれた。親切☆..。.(´∀`人)

陽光まぶしいセナド広場。美しい石畳がヨーロッパっぽい雰囲気
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路地も絵になるね。
日陰がないから、日傘やサングラスがないときついかも。
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ファサードが砂糖菓子みたいにかわいい黄色の聖ドミニコ教会
ここからしばし歩きまして…
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…あっ、懐かしのデイリークイーンだ。久しぶり〜

ではなくて、聖ポール天主堂跡
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火災で焼け落ちてしまったのが本当に残念。ファサードだけでもこんなに立派なんだから、全部残っていれば、さぞかし素晴らしい天主堂だっただろうなぁ
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振り向くと、歩いてきた市街が見下ろせて楽しい。
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◆ここからさらに丘を登って、モンテの砦へ。レプリカの大砲が設置してある。
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遠くに見える変な建物は、大きなカジノを併設したホテル、グランド・リスボア・マカオ

この日のマカオは、暑くても湿度が香港ほど高くなく、気持ちいい天気。
爽やかな風に吹かれていたら、年配の男性のおっとりした関西弁が聞こえてきて、2年ほど前に亡くなった大阪の優しい伯父を思い出したよ。
◆風情のある坂道をのんびり散歩。昼間の街角なのに人がいなくて静か…香港来てからずっと騒がしかったから、心が休まるわ。
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まぁ、この辺から、実際は道に迷っていたんですけどね。
※お金をケチってレンタルWifiを「香港のみ」で契約したため、マカオでは調べ物ができなくて残念

足元のモザイク模様がきれいで、迷ってるけど楽しい〜。
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エスカレーターつきの小さな歩道橋。
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◆公園の中に、こんなところで会うとは思わなかった、ヴァスコ・ダ・ガマ像
ヴァスコ・ダ・ガマ船隊のインド上陸400周年を記念して造られた公園なんだって。なぜマカオに、という疑問でいっぱいだが、ヴァスコがポルトガル人だからか。
vasco  jidori
しかし、この公園のおかげで自分の現在地が分かって正しい道も見つけられたのだ。ありがとう、ヴァスコ…!
記念にけろさんの自撮り。

中心地に戻ってきました。モンテの砦から見た、でっかいホテル。
そういえば、カジノには足を踏み入れなかったな〜。後学のために、一瞬でも中を見ておくべきだったかしら。
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◆そしてそして!
グランド・リスボアからすぐの路地にある、マーガレット カフェ・エ・ナタ。マカオでは、ここのエッグ・タルトが食べたかったんだよね。
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10ドルのタルトを2個。小さなお店にお客さんがひっきりなし。店頭で焼いたそばから売れるので、わたしが買ったタルトもまだほんのり温かかったよ。
パイ生地はしょっぱくて、中のカスタードは柔かくなめらか。プリンみたいで意外にあっさりだったから、2個ぐらいぺろりだったね。
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街並みも満喫したし、これが食べられたら、もう思い残すことなし。
というわけで、さっくりと数の多い上環行き切符を取って、香港に戻ったのであった。