ミュンヘン観光は、市内で最も古い教会・聖ピーター教会からスタート。
天辺の赤い旗を覚えておいてね!

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小さな入り口で入場料を払い、スタート。
木製の狭い階段302段をひたすら上る。人とすれ違う時は、どちらかが踊り場で待たなければならない。

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聖ピーター教会、階段302段を上りきると!
ミュンヘンの街が眼下に一望できるのだ〜!

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時計の付いた白い塔があるのが新市庁舎、緑の玉ねぎはフラウエン教会

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覚えてますか赤い旗。ここまで上ったよ!
いいお天気でよかったなあ。

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そしてまた、スマフォを落とさないようにと手に汗握るのです。(汗握っちゃだめ)

◆聖ピーター教会の塔から下りてくると、ちょうど新市庁舎の、「ドイツ最大の仕掛け時計」が動く時間でした。時計の少し下、緑色の枠の中にある人形たちが動きます。動くっていうか、レールに沿ってくるくる回る感じ。

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バイエルン大公の結婚式をモチーフにした時計で、花嫁花婿の前で馬上槍試合が行われたり、ダンスが披露されたり。
人形が数周回り、片方の騎士が槍で突き、相手の騎士がのけぞると、「おー!」と歓声が上がりました。

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勝敗の行方を、固唾をのんで見守るみなさん。

◆それからフラウエン教会へ。

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フラウエン教会はなかなか写真を撮る場所が難しいんですよね。木で思い切り隠れるし。
なお、エレベーターで上れる南塔は、現在工事中でした。

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この日は日曜だったので、聖ピーター教会もフラウエン教会もミサをやっていました。
そっと入って、一番後ろで少しだけお邪魔。パイプオルガンと聖歌隊の歌声が高い天井に響いて、光と音がきらきらと天に昇っていく。涙が出そうになる。

◆ランチを食べに、フラウエン教会横の「アンデクサー・アム・ドーム」へ。

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伝統の白ソーセージは傷むのが早く、午前中しか食べられないんだって。
メニューがドイツ語のみでまごまごしてたら、同じテーブルの老夫婦が助けてくれ、さらに「皮は残すんだよ」とか「このマスタードを付けてお食べ」とか世話を焼いてくれた。

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ヴァイスヴルスト、ふわふわ柔らかくて、塩加減もよし。おいしい!これはおいしい。塩がそれほど効いてないから、新鮮なうちに食べないといけないのね。
専用のマスタードは通常の粒マスタードと違って甘酸っぱい。…こ、この味は…… 酢味噌だーーー!?

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老夫婦とつたない英語で話してたら、店内をおじさんが歩いて来て、ナイフを突き立てようとしていたわたしを止め、のこぎりみたいにソーセージを切って横にサッと切り目を入れ、そこにナイフを入れてくるりと皮をむくのを伝授してくれた。鮮やかだったー!
目を丸くしてたら、老夫婦の奥様が「彼はこの店のボスよ」だって。

しかし自分でやるとなかなかうまく行かない。悪戦苦闘してると奥様に笑われて、箸は得意なんですけどねー!とか、日本から来て一人旅です、今日はこれからニンフェンブルク城に行きます。とか盛り上がってたら、先ほどの店主がザワークラウトをサービスしてくれた。温かくてベーコン入り、おいしかったです。
ザワークラウトって冷たくして食べるのだと思い込んでいたけど、温めて食べるのねー。

◆老夫婦にはご自宅に誘ってもらい、この日の夜、ミュンヘン郊外のすてきなおうちにお邪魔して、旅好きな二人の思い出の写真を見せてもらってきました。
今回の旅行で一番の良い思い出です。