◆ローテンブルク(ローテンブルク・オプ・デア・タウバー ※似たような名前の駅があるので、個人旅行の方は気を付けて!)観光の後編のつもりでいたらまた長くなったので、中編です。
街のあちらこちらで見かけるのは、名物のシュネーバルというお菓子。
街のあちらこちらで見かけるのは、名物のシュネーバルというお菓子。
小麦粉をこねたものを紐状にし、丸めて揚げた菓子かな。砂糖をまぶしたり、チョコレートでコーティングしたり。大人のこぶしぐらいあるのがオリジナルサイズのようですが、わたしは小さめのを買いました。
味は、なんて言うか…
あのう… さくさくしてた。砂糖が甘かったです。おいしかったかどうかは、ノーコメント。
街のどこを見ても古い木組みの家が並んでいて、雰囲気たっぷり。ここまで景観を保持しているのってすごい努力ですよね。塔の上から見渡しても、世界観を壊すような建物が一切ないんだもん。
昔ながらの街並みという点では、チェコのチェスキークルムロフにちょっと似てるかな!(行くのが大変っていう意味でも)
ロマンチック街道の入口であるヴュルツブルク(※次の日に行きました)の名物のフランケンワインが売られてました。ボトルが細長くなく、ウイスキーのようにずんぐりした形なのが特徴です。
◆中世のすてきな街並みを堪能した後、「中世犯罪博物館」を見学に。内部の写真はないんですけど。入口の奥に、鳥かごみたいなものが吊り下がってますよね。なんですかねあれ。
中世の犯罪およびその捜査…というか自白させるための拷問、刑の執行、さらに魔女狩りにも使用された道具などが展示されています。うれしいのが、日本人観光客が多いのか日本語の解説があちこちにあるんですよ。助かる!
拷問道具のバリエーションの豊富なこと。人間に苦痛を与える方法を研究し尽くそうという、飽くなき探究心の表れ…なのかな……
面白かったのが、恥辱刑に使われた見せしめ用のマスク。「私はバカです」って書いた紙をぶら下げて廊下に立つようなノリで、動物の頭や道化の帽子のようなマスク(鉄製かな、重そう)をかぶって街角にさらされる刑があったそうです。頭を動かすと鈴が鳴るような、とにかく滑稽なばかばかしいマスク。これもいろんなタイプがあって、ドロヘドロを思い出しました。
こんな感じ?↓
ドロヘドロ 21 (BIC COMICS IKKI)
さらに、たとえば仲が悪くて喧嘩ばかりする人たちの見せしめ用に、2人を向かい合わせで拘束して公衆の面前で思う存分口げんかさせるためのペア手かせとか。
こういうものを見ていると、中世では、刑の執行が重要なガス抜きであり、エンターテインメントだったんだなと実感します。ご家族で大笑いしながら見ていたのかもね。
中世に生まれなくて良かったーー!!
◆そろそろクリスマスの季節だからか、もしかしたら一年中売っているのか、クリスマスグッズのお店のウインドウ。拷問道具を見て濁った心が浄化されますね…。
絵葉書でも見かける風景の、プレーンラインという広場へ。
どこを取っても絵になる街です。
よく歩きましたので、一休みしに行きましょう。後編に続く!
味は、なんて言うか…
あのう… さくさくしてた。砂糖が甘かったです。おいしかったかどうかは、ノーコメント。
街のどこを見ても古い木組みの家が並んでいて、雰囲気たっぷり。ここまで景観を保持しているのってすごい努力ですよね。塔の上から見渡しても、世界観を壊すような建物が一切ないんだもん。
昔ながらの街並みという点では、チェコのチェスキークルムロフにちょっと似てるかな!(行くのが大変っていう意味でも)
ロマンチック街道の入口であるヴュルツブルク(※次の日に行きました)の名物のフランケンワインが売られてました。ボトルが細長くなく、ウイスキーのようにずんぐりした形なのが特徴です。
◆中世のすてきな街並みを堪能した後、「中世犯罪博物館」を見学に。内部の写真はないんですけど。入口の奥に、鳥かごみたいなものが吊り下がってますよね。なんですかねあれ。
中世の犯罪およびその捜査…というか自白させるための拷問、刑の執行、さらに魔女狩りにも使用された道具などが展示されています。うれしいのが、日本人観光客が多いのか日本語の解説があちこちにあるんですよ。助かる!
拷問道具のバリエーションの豊富なこと。人間に苦痛を与える方法を研究し尽くそうという、飽くなき探究心の表れ…なのかな……
面白かったのが、恥辱刑に使われた見せしめ用のマスク。「私はバカです」って書いた紙をぶら下げて廊下に立つようなノリで、動物の頭や道化の帽子のようなマスク(鉄製かな、重そう)をかぶって街角にさらされる刑があったそうです。頭を動かすと鈴が鳴るような、とにかく滑稽なばかばかしいマスク。これもいろんなタイプがあって、ドロヘドロを思い出しました。
こんな感じ?↓
ドロヘドロ 21 (BIC COMICS IKKI)
さらに、たとえば仲が悪くて喧嘩ばかりする人たちの見せしめ用に、2人を向かい合わせで拘束して公衆の面前で思う存分口げんかさせるためのペア手かせとか。
なお、有名な「鉄の処女」も展示されていましたが、解説によると、実際に使われたという記録がなく、後世の創作ではないかとのことでした。上記の恥辱刑に使われた、身体を拘束して街角に放置するための樽に、釘を組み合わせて作ったものではないかとのこと。(知りませんでした)
こういうものを見ていると、中世では、刑の執行が重要なガス抜きであり、エンターテインメントだったんだなと実感します。ご家族で大笑いしながら見ていたのかもね。
中世に生まれなくて良かったーー!!
◆そろそろクリスマスの季節だからか、もしかしたら一年中売っているのか、クリスマスグッズのお店のウインドウ。拷問道具を見て濁った心が浄化されますね…。
絵葉書でも見かける風景の、プレーンラインという広場へ。
どこを取っても絵になる街です。
よく歩きましたので、一休みしに行きましょう。後編に続く!
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