◆3日目、朝イチで、昨日行けなかった名所を急いで回ります。

暑さは水曜日がピークだったようで、2日目は風があって思ったより過ごしやすく、3日目の今日は曇りのせいか風が冷たく感じるほどで、わたしは長袖着てる。現地の人はタンクトップとかですけど。

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ブルージュの大鐘楼。
出たー! ヨーロッパにありがちな、すれ違うのも難しいほど狭く摩耗した石の階段をひたすら登らされる塔!
大好きだから、絶対登っちゃうんですよね。

この塔のカリヨンが、昼間は15分ごとに街のどこにいても聞こえてきて、旅情をかき立ててくれる。

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ブルージュの街並みを一望できる塔です。

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◆ブルージュ最古の建物の一つ、市庁舎、2階のゴシックの間へ。今も会議や結婚式に使うんだって。

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朝イチだったからか、まだ誰もいなくて静か。何と美しいオーク材の丸天井。

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ここで多くの物事が議論され決定された時間が積み重なって、今に続いているのだなと感じました。

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◆街歩きの途中、道を教えてくれたおばさまが、「あれは古い魚市場ですよ。建物が老朽化したからもう使っていないの」と言っていた魚市場跡。で、1軒だけ営業していた魚屋さん。この気候で屋外はきついなあ。
そうですねー、老朽化したらさっさと新しい建物に移しゃいいんですよ。と目が泳ぐ東京都民であった。

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◆さて、ベルギーといえばチョコレート!

ブルージュも暑いのであまりチョコレートという気にならず、でもせっかく本場に来たんだし…と入った「Pralinette」なるおしゃれなショコラティエ。

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メガネ美人で親切な店員さん一押しのりんご他、3つのプラリネを買ってみた。 りんごと、デザインがきれいなくちびる形と、トンカ豆のプラリネ。

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奥のテラスで食べていいと言われたので、お店の奥のドアを開けてみると、運河に面したすてきなテラス!
そしてチョコレートがおいしい…!

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とろっとしたフィリングからフルーツの香りが弾ける。トンカ豆も、特有のあまーい芳香がふわって! お姉さん、これおいしいね!!
このお店、ベルギーで食べた中で一番好みだった。おすすめですよ!

◆次は、「Dumon」でトリュフ。

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ミルクと、白鳥のは昔ながらのレシピでハーブの香りって言ってたかな。あとトンカ豆もおすすめされたので。
トンカ豆、数年前のサロン・デュ・ショコラで華々しく宣伝されてたけど、チョコレート界ではずっと流行しているのかな?

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ホテルの部屋でいただきました。おいしーい! けどやっぱりプラリネが食べたいかも。

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◆この日は、ブルージュからゲントに寄り、ゲントからアントワープ駅で国際列車タリスに乗り換え、アムステルダムへ行くスケジュールでした。

タリスは予約制で、切符を日本から時間指定で予約済みなので、遅れるわけにはいきません。
ブルージュはとても素敵な街だったから名残惜しいけれど、次の目的地ゲントに向かいます。