萬葉日記

東京でひっそり暮らす独女OLの、旅行、ニチアサ、小説、アニメ、Dear Girl Storiesなどの感想やレポもどきや日々の記録です。

Category: 本・漫画

16世紀、アイルランド北西部コノート地方。
イングランドの侵略が着々と進むこの地で、「凶悪な海賊の頭」と恐れられた女がいた。
海賊をなりわいとする一族に生まれ、自ら船に乗り他部族との戦いや商船襲撃を指揮した「海賊女王」こと、グラニュエル・オマリー(通称グローニャ)である。
◆このグローニャの熱く激しい一生を描いた作品、皆川博子作『海賊女王』の感想です。

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◆2013年5月2日〜11日、GW後半戦を利用してウィーン&プラハに旅行してきました!
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その思い出をブログにちょこっとまとめてみようと思います。
今回の日程は以下の通り。

5/2 成田〜ミュンヘン〜ウィーン(夜着)
 ・カフェ・ハヴェルカ
 ・ホテル・カプリ

5/3 ウィーン観光
 ・シュテファン大聖堂
 ・ペーター教会
 ・カフェ・オーバーラーアー・シュタットハウス
 ・ウィーン国立歌劇場(日本語ガイドツアー) ←その他観光まとめ
 ・美術史博物館
 ・ウィーンの水飲み場
 ・グリンツィングのホイリゲ、ツム・マルティン・セップ ←ウィーン料理まとめ

5/4 ウィーン観光
 ・シェーンブルン宮殿
 ・19・20世紀絵画館 ※その他観光まとめ
 ・カフェ・ハイナー
 ・フンデルトヴァッサー・ハウス&クンスト ハウス ウィーン
 ・フィグルミューラー ※ウィーン料理まとめ

5/5 ウィーン観光
 ・王宮礼拝堂、王宮シシィミュージアム
 ・オーストリア国立図書館(プルンクザール)
 ・カフェ・モーツァルト ←カフェ・モーツァルトまとめ
 ・カール教会
 ・ラインターラー・バイスル ※ウィーン料理まとめ

5/6 日帰りヴァッハウ渓谷クルーズ
 ・メルク
 ・メルク修道院
 ・ヴァッハウ渓谷クルーズ
 ・カフェ・モーツァルト ※カフェ・モーツァルトまとめ
 ・ウィーンの交通

5/7 ウィーン〜プラハ(バスで移動、午後着)
 ・カレル橋
 ・旧市街広場(旧市庁舎、聖ミクラーシュ教会)
 ・プラハの交通

5/8 プラハ観光
 ・聖ヴィート大聖堂
 ・プラハ城その他(聖イジー教会、黄金小路、展望台)
 ・ダリボルカ
 ・ストラホフ修道院
 ・ロレッタ教会
 ・カフェ・エヴロパ

5/9 日帰りチェスキー・クルムロフ観光(バスで移動)
 ・チェスキー・クルムロフ城
 ・チェスキー・クルムロフの街

5/10 プラハ(午後発)〜フランクフルト〜5/11成田(午後着)
 ・プラハ市民会館

気ままな一人旅で、移動は公共交通機関と徒歩がメインです。
初日から最終日までの平均歩数は18,264歩/日、最高歩数が29,503歩/日だったので、結構歩いたんじゃないでしょうか!(・∀・)

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◆ここで悲しいお知らせです。

コツコツと読んでまいりました古川日出男『聖家族』ですが、とうとう挫折し、期限直前に図書館に返却しました。

敗因は、本の重さと厚さです。

鈍器としてもお使いいただける重さ720g、厚さ4.8cmのハードカバーは非力なわたくしには持ち運びできず、寝る前のわずかな時間だけではとうてい読みきれませんでした。

古川さんごめんなさい。

身体を鍛えて、いつか再チャレンジします。

◆録画しておいたNHKスペシャル「宇宙飛行士はこうして生まれた」を見た。
先月、JAXAの宇宙飛行士候補に決定した、大西卓哉さんと油井亀美也さんが選ばれるまでの試験の様子を追ったドキュメンタリー。
思っていた通り、面白かった〜!!

◆宇宙の話って大好きで、漫画も読みたいんだけど、現代に近い設定のものはあまりないんだよね。「プラネテス」(幸村誠)ぐらいかな?
#「MOON LIGHT MILE」(太田垣康男)は生理的にダメだった…
#ファンタジーSFなら、「土星マンション」(岩岡ヒサエ)なんか好き

◆とお嘆きのわたしが最近読んでハマったのは、これ。

『宇宙兄弟』小山宙哉
宇宙兄弟 1 (1) (モーニングKC)

ふたりで宇宙飛行士になろうと誓った兄弟。
弟が宇宙飛行士に選ばれた一方、兄はただのダメな大人になってしまっていたが、忘れかけていた夢を思い出し、無謀にも選考試験に挑む。

そうそう、こういうの読みたかったの!
元から宇宙飛行士なんじゃなくて、なる過程が読めるなんて。ワクワクするぜー。

◆ドキュメンタリーで実際の試験の模様を見たわけですが、漫画ほどエグくはないけど本当だったんだな〜、って感心しました。
#漫画のほうは、何をやらされるか分からないところに「カイジ」を思い出して怖くなったw

『宇宙兄弟』、ふたりの絆と、いい年した大人が夢をかなえようと必死にもがく姿に、胸が熱くなりますよ。おすすめっ。

◆春のひとり真藤順丈フェア第二弾、『地図男』。
第三回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作、だそうです。

地図男 (ダ・ヴィンチブックス)

“地図男”
主人公が出会ったホームレスの男は、首都圏のあらゆる地理を記憶し、一冊の地図帳を携えていた。

千葉県鎌ヶ谷市で始まる、3歳児のアイデンティティをかけた冒険。
江東区新木場で遭遇した男女は、在住区への愛と誇りを胸に戦う。
あまたの物語の断片が、そのエピソードの発生する地点に貼り付けられた、付箋と書き込みだらけの地図帳だ。
地図男の世界に引き込まれていく主人公。

何のための地図帳なのか。
誰のための物語なのか。
地図男は、何も語らない。
彼の思いを知るのは、地図帳だけだ。

◆…とか。
とかとか。

こんなテーマ、恩田陸さんが好んで書きそう。
謎めいていかにも魅力的な書き出しには、ついつい引き込まれてしまう。

ただ、ちょっぴりアイディア倒れというか、意外性があまりなくて物足りなかったかなー。
むしろ、間にさらりと挟まれるエピソードの方をきっちり書き込んだものを読みたかったかも。

…って、この辺の感想も、恩田陸さんの中編に自分が抱きがちな感想とそっくりで笑ったw

◆『インディゴの夜』、新聞の書評で見かけて気になってた本。

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」
そんな発想から生まれた渋谷のホストクラブ、<club indigo>。
次々に降りかかってくる事件。
夜の街を、個性的なホスト探偵団が駆け巡る!

インディゴの夜 (創元推理文庫)

◆カバーや扉は、おしゃれっぽいイラスト。
本文を読んでいると、とてもこんなかっこいい若者とも思えないんだけど、登場するホスト君たちは。
みんなわりと普通で、その辺にいてもおかしくなさそう。

内容は、石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』の渋谷版&ホスト版と考えれば、しっくり来るかと。
主人公の女性フリーライター・晶がマコトで、Gボーイズがホスト君たちね。
キングは憂夜さんか、いや空也さんかも?

石田衣良さんだと、心理描写があまりにも素っ気なくて物足りなさを感じるのだけど、この作品はもう少しウエット。
逆に、あの独特のはすに構えたような姿勢はないし、ホスト君たちもめちゃめちゃ健康的で、現実味が薄いと言えるかも。
きっと女の子の夢が多分に入っているんだよね。

軽ーく読めるミステリなので、謎解きは期待しすぎない方がいいかな。
肩の力を抜いて楽しむのが良いよ

◆春の「ひとり真藤順丈フェア」開催中。

いや、図書館に予約してた真藤さんの本が、なぜか同時期に2冊とも届いたというだけなのですがw

庵堂三兄弟の聖職

『庵堂三兄弟の聖職』は、第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作だそうな。

多少不快と思われる表現があるので、感想は続きに書きます。
グロくても大丈夫な人だけ、ご覧くださいましね。
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◆先週読んだ漫画の感想。

町でうわさの天狗の子 1 (1) (フラワーコミックス)
町でうわさの天狗の子 1 (1) (フラワーコミックス) 

主人公は可愛らしい女子高生、ただし天狗(父)と人間(母)のハーフで、怪力かつ大食い。
昔から天狗を信仰してきた町の人からは、普通に「天狗様の一人娘」として認識されている。

父やその眷属候補たち(幼なじみの男の子含む)には早く修行して天狗になれとせっつかれるけれど、女子高生が天狗になぞなりたいわけもなく。
その上、彼女の心はクラスメートの男の子のことでいっぱいで…

ちょっとだけ変わった女の子の初々しい恋の行方や、地味だけれど楽しい学生生活が、ゆるゆるとつづられていく物語。

◆大好きな友達。すてきな男の子への憧れ。取り巻く人々のやさしさ。
素朴な絵のタッチがあたたかくて、何もかもキュートで、しあわせな世界。
読んでいると、ついつい顔がほころんでしまう。

緑濃い山のふもとで心地よい風に吹かれているようで、わたくしの荒み切った心が洗われた。
ありがとうございます。

とっても面白い漫画だよ。おすすめっ!

仮面ライダー電王 キャラクターブック02 クライマックスは続くよどこまでも ◆「電キバ祭り〜最初から最後までキバっていくぜ!〜」のチケット、取れませんでしたorz
声優の皆さんには前回のファイナルステージでお会いしているのでまぁいいとしても、スーツアクターの皆さんに、会場で直接拍手を送りたかったなあ。くすん。

で、その腹いせに買ってみた。
仮面ライダー電王 キャラクターブック02 クライマックスは続くよどこまでも

…何このラブリ〜な表紙(゜д゜

デコ侑斗。

書店で買うとしたら、かーなーり恥ずかしい。(←amazonで買いました)

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世田谷文学館で開催中の「美内すずえと『ガラスの仮面』展」を見に行ってきました!
そして… 劇団つきかげの公演を観に♪( ̄m ̄*

劇団つきかげによる「作中劇公演」があることを知って、さっそく往復はがきで応募したんです。
そしたら、たまたま2名分当たって。
誰を誘おうかなぁ?ヽ(゚∀゚*)ノと思っていたら、はがきを見たハハが

ハハ 「それ、行く人決まってるの?(・ω・)」
わたし「…いや、まだだけど」
ハハ 「(・ω・)ジーッ」
わたし「………」
ハハ 「(・ω・)ジーッ」
わたし「………行く?」
ハハ 「行く!!(`・ω・´)」

…そうだった…
漫画を読まないハハが、唯一、昔から好きだと公言しているのが『ガラスの仮面』なんだった…

◆というわけで、暑い中、ふたりしててくてくと世田谷文学館へ。

ちょっとネタバレになるので、展覧会の内容は続きにて…
つきかげの公演はさらにその後で…


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◆6/22発売の『もやしもん』第5巻(おまけ付き)、25日の月曜にようやく入手しました!

なぜ発売当日に買えなかったのかと言うと、
楽天ブックスで予約したのが、そもそもの間違いでした。
あれって、発売日当日には届かないんですね…orz
しかも、受け取り指定したファミマの店舗が自宅から離れていたこともあって、取りに行けず。
早く読みたいよう!と、一人口… 歯噛みしていました。

そして、ようやく手にできた第五巻!
あーもう、表紙の統一感の無さったら、どうしようもないなw

しかし、読むのは、家に帰ってから〜。まずはおまけチェックでしょう。
オリゼーよりご挨拶
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夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

◆新聞の書評で見かけて、気になっていた一冊。
表紙が素敵だと思ったら、アジカンのジャケットも手がけている中村佑介氏のイラストでした。

「鬼才モリミが放つ、キュートでポップな片想いストーリー!」だの「長編恋愛小説!」だのと銘打たれていたので、てっきりラブストーリーだと思っていたけれど、これは青春小説でもあり、ファンタジーでもあり… なんとも言えません。ジャンル分けが難しいのです。

そして、とても、とても、素敵な小説でした!

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◆5人の男女の、ちょっと奇妙で不思議に居心地のよい同居生活。
ゆるめの青春小説ね、と安心しきって何度も噴き出しながら読み進めていたら、意外な展開が待っていた。
川上弘美氏の解説にすべて説明されているので、あえて書き足すこともないのだけれど…

日常と非日常の境界に立っている壁は決して硬いものではなく、ちょっとつついたら破れてしまう、ゼリーみたいにあやふやなものなのかもね。
そして、どんなに非日常的なことが起こったとしても、日常はそれを飲み込んでずっとずっと続いていくのだ。

風変わりで楽しく、背中がうそ寒くなるようで、別れるのが寂しい、複雑な味わいの小説でした。
パレード (幻冬舎文庫)

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