◆『インディゴの夜』、新聞の書評で見かけて気になってた本。

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」
そんな発想から生まれた渋谷のホストクラブ、<club indigo>。
次々に降りかかってくる事件。
夜の街を、個性的なホスト探偵団が駆け巡る!

インディゴの夜 (創元推理文庫)

◆カバーや扉は、おしゃれっぽいイラスト。
本文を読んでいると、とてもこんなかっこいい若者とも思えないんだけど、登場するホスト君たちは。
みんなわりと普通で、その辺にいてもおかしくなさそう。

内容は、石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』の渋谷版&ホスト版と考えれば、しっくり来るかと。
主人公の女性フリーライター・晶がマコトで、Gボーイズがホスト君たちね。
キングは憂夜さんか、いや空也さんかも?

石田衣良さんだと、心理描写があまりにも素っ気なくて物足りなさを感じるのだけど、この作品はもう少しウエット。
逆に、あの独特のはすに構えたような姿勢はないし、ホスト君たちもめちゃめちゃ健康的で、現実味が薄いと言えるかも。
きっと女の子の夢が多分に入っているんだよね。

軽ーく読めるミステリなので、謎解きは期待しすぎない方がいいかな。
肩の力を抜いて楽しむのが良いよ