萬葉日記

東京でひっそり暮らす独女OLの、旅行、ニチアサ、小説、アニメ、Dear Girl Storiesなどの感想やレポもどきや日々の記録です。

Tag:小説

16世紀、アイルランド北西部コノート地方。
イングランドの侵略が着々と進むこの地で、「凶悪な海賊の頭」と恐れられた女がいた。
海賊をなりわいとする一族に生まれ、自ら船に乗り他部族との戦いや商船襲撃を指揮した「海賊女王」こと、グラニュエル・オマリー(通称グローニャ)である。
◆このグローニャの熱く激しい一生を描いた作品、皆川博子作『海賊女王』の感想です。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

◆ここで悲しいお知らせです。

コツコツと読んでまいりました古川日出男『聖家族』ですが、とうとう挫折し、期限直前に図書館に返却しました。

敗因は、本の重さと厚さです。

鈍器としてもお使いいただける重さ720g、厚さ4.8cmのハードカバーは非力なわたくしには持ち運びできず、寝る前のわずかな時間だけではとうてい読みきれませんでした。

古川さんごめんなさい。

身体を鍛えて、いつか再チャレンジします。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログネタ
あなたの知っている歴史上のミステリーや都市伝説を教えて に参加中!
◆歴史ミステリー、大好きです。胸がわくわくしますよねっ

わたしが昔から気になっているのは、

  • エジプトのピラミッドは何のために建てられたのか
    キングオブ歴史ミステリー!果たして解明される日は来るのかしら?
  • 連続猟奇殺人犯「切り裂きジャック」の正体
    イギリス王室関係者だとか、凄いところでは「エレファントマン」と呼ばれた男性の犯行説もあったらしい。同時代だったことに驚いた。…ていうか若い子知らないよね。
  • 帝政ロシアの怪僧ラスプーチンの死の真相
    青酸カリを飲まされ・銃で撃たれ・凍った川に投げ込まれて、遺体の鑑定の結果、死因は溺死だったとか。(かなり信憑性の低い噂らしいけど)
  • 下山事件
    昭和24年に起きた、国鉄初代総裁の変死事件。死の当日の行動が不可解。作家の松本清張氏も興味を持っていて、真相究明の本を出したぐらい謎の事件。
  • 三億円事件
    先日放映されていた、再現VTRのドキュメンタリー番組が面白かった!
  • こんなところでしょうか?

    帝政ロシアの最後の皇女アナスタシアが生き残っていたというのもあったけど、これは一家の遺骨が鑑定されるという悲しい結末で、ミステリーではなくなりましたね。

    ◆先日読んだ本。

    『ブーリン家の姉妹』(上・下)フィリッパ・グレゴリー
    ブーリン家の姉妹〈上〉 (集英社文庫)ブーリン家の姉妹〈下〉 (集英社文庫)

    妻を娶っては殺す「青ひげ公」という童話のモデルになったとも言われる、イギリスのヘンリー8世をめぐる物語。
    表紙は、映画版のアン・ブーリン役:ナタリー・ポートマン、メアリー・ブーリン役:スカーレット・ヨハンソンです。並べるときれいだね。

    妻を6人もとっかえひっかえして、ローマ教皇に破門されたトンデモ王様なので、もはや歴史ミステリーと言えるよな、とw
    面白いですよ。おすすめ〜。

    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ◆春のひとり真藤順丈フェア第二弾、『地図男』。
    第三回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作、だそうです。

    地図男 (ダ・ヴィンチブックス)

    “地図男”
    主人公が出会ったホームレスの男は、首都圏のあらゆる地理を記憶し、一冊の地図帳を携えていた。

    千葉県鎌ヶ谷市で始まる、3歳児のアイデンティティをかけた冒険。
    江東区新木場で遭遇した男女は、在住区への愛と誇りを胸に戦う。
    あまたの物語の断片が、そのエピソードの発生する地点に貼り付けられた、付箋と書き込みだらけの地図帳だ。
    地図男の世界に引き込まれていく主人公。

    何のための地図帳なのか。
    誰のための物語なのか。
    地図男は、何も語らない。
    彼の思いを知るのは、地図帳だけだ。

    ◆…とか。
    とかとか。

    こんなテーマ、恩田陸さんが好んで書きそう。
    謎めいていかにも魅力的な書き出しには、ついつい引き込まれてしまう。

    ただ、ちょっぴりアイディア倒れというか、意外性があまりなくて物足りなかったかなー。
    むしろ、間にさらりと挟まれるエピソードの方をきっちり書き込んだものを読みたかったかも。

    …って、この辺の感想も、恩田陸さんの中編に自分が抱きがちな感想とそっくりで笑ったw
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ◆『インディゴの夜』、新聞の書評で見かけて気になってた本。

    「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」
    そんな発想から生まれた渋谷のホストクラブ、<club indigo>。
    次々に降りかかってくる事件。
    夜の街を、個性的なホスト探偵団が駆け巡る!

    インディゴの夜 (創元推理文庫)

    ◆カバーや扉は、おしゃれっぽいイラスト。
    本文を読んでいると、とてもこんなかっこいい若者とも思えないんだけど、登場するホスト君たちは。
    みんなわりと普通で、その辺にいてもおかしくなさそう。

    内容は、石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』の渋谷版&ホスト版と考えれば、しっくり来るかと。
    主人公の女性フリーライター・晶がマコトで、Gボーイズがホスト君たちね。
    キングは憂夜さんか、いや空也さんかも?

    石田衣良さんだと、心理描写があまりにも素っ気なくて物足りなさを感じるのだけど、この作品はもう少しウエット。
    逆に、あの独特のはすに構えたような姿勢はないし、ホスト君たちもめちゃめちゃ健康的で、現実味が薄いと言えるかも。
    きっと女の子の夢が多分に入っているんだよね。

    軽ーく読めるミステリなので、謎解きは期待しすぎない方がいいかな。
    肩の力を抜いて楽しむのが良いよ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ◆春の「ひとり真藤順丈フェア」開催中。

    いや、図書館に予約してた真藤さんの本が、なぜか同時期に2冊とも届いたというだけなのですがw

    庵堂三兄弟の聖職

    『庵堂三兄弟の聖職』は、第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作だそうな。

    多少不快と思われる表現があるので、感想は続きに書きます。
    グロくても大丈夫な人だけ、ご覧くださいましね。
    続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

    ◆新聞の書評で見かけて、気になっていた一冊。
    表紙が素敵だと思ったら、アジカンのジャケットも手がけている中村佑介氏のイラストでした。

    「鬼才モリミが放つ、キュートでポップな片想いストーリー!」だの「長編恋愛小説!」だのと銘打たれていたので、てっきりラブストーリーだと思っていたけれど、これは青春小説でもあり、ファンタジーでもあり… なんとも言えません。ジャンル分けが難しいのです。

    そして、とても、とても、素敵な小説でした!

    続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ◆5人の男女の、ちょっと奇妙で不思議に居心地のよい同居生活。
    ゆるめの青春小説ね、と安心しきって何度も噴き出しながら読み進めていたら、意外な展開が待っていた。
    川上弘美氏の解説にすべて説明されているので、あえて書き足すこともないのだけれど…

    日常と非日常の境界に立っている壁は決して硬いものではなく、ちょっとつついたら破れてしまう、ゼリーみたいにあやふやなものなのかもね。
    そして、どんなに非日常的なことが起こったとしても、日常はそれを飲み込んでずっとずっと続いていくのだ。

    風変わりで楽しく、背中がうそ寒くなるようで、別れるのが寂しい、複雑な味わいの小説でした。
    パレード (幻冬舎文庫)
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    "「レインマン」って殺人鬼がいるのを知ってる?
    夜、一人で歩いている女の子をさらっていって、足首を切っちゃうんだって。
    でも、ミリエルの香水をつけてると、狙われないらしいよ”


    ◆皆さんこんにちは、昔、「口さけ女」が出ると言われて集団下校をした経験のあるマヨです。でもポマードかべっこうあめがあれば大丈夫だよ!○(゜∀゜

    ※この本はサイコミステリーですので、そういうものの苦手な方は、この続きも読まない方がよいかもしれません。

    続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ◆新聞の書評で見かけて気になった『ベラスケスの十字の謎』を読んでみたら面白かったので、ご紹介。
    スペインの作家エリアセル・カンシーノによる子供向けの本。やさしい文章だし短いので、さらっと読めます。
    ベラスケスの描いた「侍女たち(Las Meninas)」は、誰でも一度は見たことのある名画でしょう。しかし、これは単なる肖像画のようでいて、実はいくつもの謎がちりばめられているのです。そんな謎めいた絵の誕生にまつわる物語です。

    続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ◆今週は、何故か、図書館に予約していた本の順番が次々に回ってくる。
    人気作家のベストセラーを、贅沢なぐらいハイスピードで消化する毎日。

    何ヵ月も待ったんだからもうちょっと味わって読もうよ、と頭の隅っこでは思うんだけど、先が気になって気になって、とうてい途中じゃやめられないのよ。

    恩田陸「チョコレートコスモス」終了!返却!


    同じく恩田陸「エンド・ゲーム」終了!返却!

    はやいはやい。

    ◆そして今日は、ついに「ヒストリアン」上・下が揃ったとの連絡が!

    これ、読みたかったのよねー。
    明日早速借りに行っちゃうぞー!
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    ↑このページのトップヘ