萬葉日記

東京でひっそり暮らす独女OLの、旅行、ニチアサ、小説、アニメ、Dear Girl Storiesなどの感想やレポもどきや日々の記録です。

Tag:感想

◆12月上旬のこと。お友達の日本舞踊発表会を見に行ってきました。
わたくし、大学生の頃に歌舞伎にハマったので、歌舞伎俳優の舞踊は何度か見たことがありますが、女性の踊りを見るのは初めてなのです。

会場は、水天宮にある日本橋公会堂4階、日本橋劇場
小さいながらも、スッポンのついた花道もあって、立派な造り。きれいなホールです。

◆お友達は「明治時代の既婚女性の服装」での踊り。
丸髷というのですかね、日本髪に、三つ紋の入った深緑の色無地、金糸の帯のお太鼓。ぐっと色を抑えたシンプルな衣装は上品できりりとしていて、武家の若奥様といった雰囲気でした。
ふだんの活発で食いしん坊wなお友達からは一転、扇をたくみに操りながらおしとやかに踊っていましたよ(^^)

◆日本舞踊の発表会は初めてでしたが、豪華なものですね〜。
ひとりひとり背景の絵を変えるのは当たり前で、それがいちいちクオリティ高い!
「吉野山」なら見渡す限りの春の山に天井から桜が下がり、「傾城」ものなら立派な大見世(のれんはやっぱり「三浦屋」なのだなあ)の店先が作られるといったあんばい。
衣装も凄かったです。生で見ちゃったよ、花魁道中。
#あれ?「三浦屋」は遊女屋だから、そこに花魁道中が到着するってシチュエーションは変かも??…まぁ、いっか。

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国立科学博物館・特別展入り口
「今日の光るきのこくん」の光ってる指数は75%でした

もやしもん 7―TALES OF AGRICULTURE (7) (イブニングKC)◆上野の国立科学博物館で開催されている特別展、「菌類のふしぎ 〜きのことカビと仲間たち〜」を、11月末に見てきました。(TBSの特設サイト
国立科学博物館は、2006年のお正月以来です。お久しぶり〜♪

きのこやカビといった地味〜なテーマ、かつ平日の昼間だというのに、館内は結構な人出。
それもそのはず、この展覧会には、大人気の菌漫画「もやしもん」(祝・7巻発売!)が徹底的にフィーチャ〜されているのです!
#まんまと釣られたうちの一人 → σ( ̄▽ ̄
入場チケットにまでオリゼーが描いてあって、むちゃくちゃ可愛いっ。

◆どんな展覧会だったかというと…

※ 以下、「菌類のふしぎ」展の内容、および作者直筆の落書きのネタバレを含みます。
※ まだ見に行ってなくて、知りたくない人は見ないでくださいね。

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◆「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」観てきたよ!!

佐藤健君が主演じゃないって知った時、「本当の最終回の主役が、良太郎じゃないなんて…!!」とショックを受けたのだけど。
結局、初日の朝イチで行ってきちゃった(・∀・)テヘッ

入場者プレゼントのマグネットは、リュウタロスでした。
次の日に行った妹夫婦から、だぶったモモタロスをもらったので、2枚、会社のPCに貼り付けてあります♪

◆主役が違うって聞いてから、自分の頭の中では、勝手に「モモタロスたちが良太郎じゃない人間に憑いて、電王に変身して戦う話」という妄想がふくらんでおりました。
良太郎とモモタロスたちの絆はそんな弱っちいもんだったの?一年間いっしょに戦ってきたのに、そんなのアリかよ!制作スタッフに裏切られた!(TOT
と、一人で怒ってぷんすかしてたのです。
#すべてわたくしの想像であり事実とは異なります

でも…
全部、杞憂だった。
良太郎とモモタロスたちの絆、弱っちいどころか、めちゃめちゃ強いじゃん! むしろ、自分が思っていたより深いのかも…
ということを、思い知らされました。

特に、モモタロスが良太郎に寄せる信頼、というか忠犬ぶりは半端なかった。
赤い装甲の後姿に、ちぎれんばかりに振られる尻尾の幻影が見えたのは、わたしだけじゃないはず。
底なしの絶対的(もはや狂信的)な信頼に呆れつつ、嬉しくて涙が出てきました。
孫が出てきたからって、そんな簡単に壊されるような絆じゃなかったよ。
あの一年間は、誰にとっても大切な、大切な時間だったんだ。

この絆は、電王という作品への制作スタッフの愛情でもあるのかも。
大人の事情はあるにせよ、一年以上頑張ってきた作品だもん、思い入れがあるに決まってるよなぁ。
スタッフの皆さんごめんなさい。ぷんすかして悪かったです。

◆笑いあり!ちょっぴり涙あり!かっこいいアクションたっぷりあり!
いつものようにてんこ盛りな電王は、やっぱり最後まで電王だったわ。

とっても面白かったよー。ありがとう、仮面ライダー電王…!!(T^T



#以下、映画「さらば仮面ライダー電王」ネタバレあり感想(のメモ程度)です。
#未見の方は、うっかり読んでしまわないよう、ご注意ください!

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劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 [Blu-ray] ◆祝「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」公開!

先週、ようやく観て来ましたよー。
二度目の映画も、いかにも電王らしい、ファンサービスてんこ盛りのはちゃめちゃで楽しい作品になりました。


◆これ以上ないぐらい美しいラストを迎えた本編。
それがまた映画になるなんて、いったいどうつなげるんだろう?
と思いきや、デンライナーが「デンライナー署」となり、良太郎やタロスたちがなぜか刑事として悪者を追うという、本編とはまったく関係ない設定じゃありませんか。

しかも、どうして刑事なのかという説明もまったく無いという不親切さなのに、いざ始まってスクリーンに懐かしいメンバーが登場すれば、そんなことどーでもいーじゃん!いーじゃん!ポリスメン!と思えてしまうのが凄い。
多少の無理もキャラクターの魅力でカバーしてしまえるところは、さすが電王と言わざるを得ません。

映画を観ながら、「この展開はちょっとどうなの」と思いかけ、「あ、これって子供向けなんだっけ」と思い出すこと数回。だって夜8時からの回に行ったから、大きいお友達しか周りにいなかったんだもん。

キバの存在感が少々薄くて気の毒ではありました。
例年ならこの時期はもう新ライダー一色のはずなのに、電王がこれだけ人気あると、東映やスポンサー的には複雑な気持ちなのかな〜と思ったり…

以下、映画のネタバレでーす。
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仮面ライダー電王 キャラクターブック02 クライマックスは続くよどこまでも ◆「電キバ祭り〜最初から最後までキバっていくぜ!〜」のチケット、取れませんでしたorz
声優の皆さんには前回のファイナルステージでお会いしているのでまぁいいとしても、スーツアクターの皆さんに、会場で直接拍手を送りたかったなあ。くすん。

で、その腹いせに買ってみた。
仮面ライダー電王 キャラクターブック02 クライマックスは続くよどこまでも

…何このラブリ〜な表紙(゜д゜

デコ侑斗。

書店で買うとしたら、かーなーり恥ずかしい。(←amazonで買いました)

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仮面ライダー電王 VOL.11 [DVD] ◆「仮面ライダー電王」、ついに終わってしまいました…
うーさーさんとこで「次のライダーは電車に乗ってる」と聞いた時は絶対冗談だと思ったのに、事実だと知って驚愕。
そして、いざ始まってみたら、まあ面白いこと!
空から現れるデンライナーは何度見てもかっこよくてワクワクし、イマジンは愛嬌たっぷり。

2歳半の甥っ子も、最初は電車に大喜びし、最近では、モモタロスやリュウタロスの真似ばかりして母親に怒られるほど夢中になっていました。 #見るように仕向けたのはわたしなので、甥っ子が怒られると一緒にションボリしますw
これを書いている今日も家に泊まりに来ていて、寝る前まで一緒に「いーじゃん!スゲーじゃん!」と歌ってました。
そういえば、ミルクディッパーの常連客に関してわたしは特に記憶がないのですが、甥っ子は「あいりすぁ〜ん、きょうのブレンドさいこうですぅ〜。ばいせんがちがいますねぇ〜」などと言います。お前、なんでそんな台詞を覚えるw

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◆遅ればせながら、ようやく「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観てきましたよ!

’98に最後の映画版を観てから、ほぼ10年。もう10年も経っていたのか…(゜_゜
TVシリーズは、当時勤めていた会社から「参考として見ておくように」と命令があったので(実話)、ビデオで一気に通して見ました。面白くて夢中で見たけど、例の最終回にはほんと目が点になったなぁ。

マヤちゃんや日向君(男性キャラで一番好き)が登場すると、懐かしくてうるっと来ました。相変わらずウジウジしているシンジ君にはいらっと来ましたが、改めて見るとミサトさんもかなりひどいよなぁw もうちょっと上手い乗せ方があるだろうに。
「序」は大筋は変わっていないとは言え、忘れている部分も多かったし、新鮮な気持ちで楽しめたわ。


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劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! コレクターズパック [DVD] ◆先週の日曜、「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」を観に行ってきました!(>▽<

朝、TV版を見ていたら、衝撃の展開。もう、ハラハラさせないでよ〜!
でも、よかったぁ(;ー; ハナタレ小僧たちがいなくならなくて。
イマジンを恨んでいるはずのハナちゃん、憎まれ口を叩いてばかりいるモモタロスが、ふたりともこっそり泣いていたのがもう…泣けるでぇ!

と、その足でさくっと劇場へ。

◆映画のチケットは、金曜のうちに予約済みでした。抜かりなし!( ̄ー ̄ フフン
入場しようとすると、もぎりのお姉さんが、目の前の親子に「お子様のみの特典でーす」ってモモタロス人形を渡してた。

 何よ、大人にはくれないの?!
 わたくしだって、心はいつでもお子様よ!(=”=) ←自慢にならない

ひがみ根性丸出しでシアターへ入ってみると…

 わ〜、わたし以外みーんな親子連れだ〜♪(´∀` アハハハ

………
………orz

いいもん、お仲間は全国にいるはずだもん。マヨ負けない。
では、この後、映画のネタバレ話です。

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◆7/6に引き続き、「お気に召すまま」二回目の観劇に行ってまいりましたっ!(>▽<
前回は、幕があけたばかりの2日目。それからほぼ2週間が経過し、東京公演はちょうど折り返し地点。
どう変わっているだろうか、とワクワクしながらシアター・コクーンへ向かったのです。

どう感じたかと言いますと…

良くなってる!
ばっちり、良くなってるよ!!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

◆前回は、(再演ではあるものの)幕開け直後ということもあってか、まだどこかぎこちない部分が見受けられました。
演技が噛みあっていなかったり、全体的に巻きすぎていたり(テンポが速すぎて十分な間が取れていない)、どこまでやっていいのだろうかと役者が手探りしているような箇所がありましたが、だいぶんこなれてきたように感じます。

気になっていた道化・タッチストーン役の田山涼成さんも遠慮せずにばんばん前に出てくるようになっていて(ベテラン俳優にこんなことを言うのもおこがましいのですが)、しっかり笑いを取っていましたね〜。

成宮くんは、「ロザリンド」になることを、客席と一体になって心底楽しんでいるよう。
初演での「頑張ってる感」が嘘のようで、余分な力が抜け、余裕すら感じられました。
自分のちょっとした仕草や言葉がドッと受ける快感は、一度経験したらやめられないでしょうね。

前回のレポで絶賛した小栗くん、やはり素晴らしいです。ドラマ出演が重なってきっと疲れているでしょうに、それをみじんも感じさせず、舞台を颯爽と駆け回ります。役者根性ですね。
ロザリンドとの掛け合いも絶好調。ナイス・コンビネーション!!d(>∀・)

若い二人が伸び伸びと舞台を楽しめるのも、いい役者さんたちが脇をがっちり固めてくれているからですよね。律儀なアダムの忠誠心は涙を誘い、前公爵の重厚な演技に雰囲気がびしっと引き締まります。

わたしの観劇はこれでおしまいですが(;ー;)、これからシアター・コクーンに行かれる皆様、また他地方の皆様、めいっぱい期待しても大丈夫ですよ〜。
ぜひ楽しんできてくださいね!

◆念願のパンフレット(&Tシャツ)も買ってきました♪
パンフレットは白と黒の2種類あるうち、白バージョンに(中身は同じ)。
ナリさんもオグリンも素敵に写ってます。初演時の写真もちょこっと載ってるし、今回の稽古中の写真もたっぷりあって、なかなかお得な内容でございますよ。ナリさんの稽古用ドレス姿が一枚もないのは残念ですが…(;_;)
初演のパンフレットでは二人とも「少年」だったのに、本当に凛々しい青年になりました。

◆上演中、客席からは絶えず笑い声が聞こえていました。
16世紀に書かれたお芝居が、21世紀の人間を爆笑させるって凄いことですよね。
現代劇でも、これだけ笑えるコメディってそうはないですよ。
訳や演出といった助けがあるとは言え、元の話が面白くなくては、こんなに盛り上がるはずがありません。改めてシェイクスピアの力量を思い知らされます。

シェイクスピアの舞台は、16世紀の人々の暮らしを垣間見せてくれるタイムマシンのようですが、やっぱり「人間って、何百年経っても変わらないものなんだなあ」という結論に落ち着いてしまいますね。
何百年前の人も、懸命に働き、語り合い、恋に胸を焦がして生きていました。
現代のわたしたちもそうだし、何百年後の人も、根本的には変わらないんだろうなぁ… と。
きっと、そこでも変わらずシェイクスピアは上演され続けているんじゃないでしょうか?
果たしてどんな舞台になるのか、観てみたいですね(^ー^)

彩の国シェイクスピア・シリーズ NINAGAWA×W.SHAKESPEARE DVD BOX IV
◆「お気に召すまま」と「恋の骨折り損」のDVDが発売されてましたね。
硬派なジャケット写真だなあw

「お気に召すまま」は、なぜか2004年バージョンなのですが…
#ちょっと見るのが怖いような(^^;
若い二人の姿をとくとご覧あれ!


◆どうもお久しぶりです。
しばらくぶりの更新ですが、「お気に召すまま」を忘れたわけではないですよ。
毎日のように原作を読み、写真を見てはため息をついていました。ああロザリンド〜。

さてさて、東京公演もようやく折り返し地点に入ったところですが、「お気に召すまま」公式ブログ、写真の大盤振る舞いですね〜。
ネタバレなんのその、エンディングの目も綾なナリさんまでバッチリ載せてくれています。よっ、太っ腹!
生で見るまでは一切シャットアウト!!という人以外は、ぜひご覧になるとよいですよ〜(・∀・)

まぁ、シェイクスピア原作って時点で気にする必要もないんでしょうけど…
うちは、ネタバレの前に警告、というのが染み付いちゃってますので、今回もそれで参ります。

以下、蜷川幸雄演出/成宮寛貴&小栗旬主演「お気に召すまま」のネタバレとなります。

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◆読売新聞に「お気に召すまま」の劇評が載っていました。
いつも参考にしている「かのこの劇場メモ」様に取り上げられていたので、わたしもちょっと書いてみます。

本当は、この「演劇」ページに掲載されるといいんだけど…
同じ夕刊に掲載されていた「国盗人」と観月ありささんのインタビューはあるのに、「お気に召すまま」だけ無いので、載せないつもりなのかも。

写真がもろネタバレなのですがw
まぁ、シェイクスピアの喜劇ってことで簡単に想像できるラストだから、いいのかな。

以下、ネタバレですのでご注意ください。

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◆前回公演のパンフレットやら「レプリークBis」のシェイクスピア特集やら読みふけっていたら、すっかり遅くなっちゃった。ごめんなさい。

『お気に召すまま』を書いた時、シェイクスピアは何歳だったんだろうと思ったら、35歳なのね。登場人物の年齢はよく分からないけど、ジェイクイズや公爵のお供の貴族たちと同じぐらい?か?
いったいどんな顔して書いていたのやら。
殺気立ってガリガリ書いていたのか、一人で大ウケしながら書いていたのか。なんとなく、後者みたいな気がしてならない。アインシュタインよろしくべーっと舌を出した肖像画があればいいのに。

ちなみにこの人、劇団の座付き作家だったからなんだろうけど、むちゃくちゃ速筆。
1590年の『ヘンリー六世』公演から、ほぼ1年に1作の割合で新作を発表。
1594年からは半年に1作、しかも、『お気に召すまま』が初演された1599年には、グローブ座を作った上に『ジュリアス・シーザー』『十二夜』と合計3つも公演しちゃってる。
(ちなみに、その翌年が『ハムレット』)
なんて精力的なおっさんなの。びっくりしました。

◆初演に比べて、全体的にテンポアップしていたように思ったのは、気のせいかしら?
再演だから、役者さんが慣れていて台詞のスピードが速くなっていた…とか?

ベテランの方々は置いておいて、成宮くんと小栗くんに関しては、声の通り方が確実に違い、台詞回しも上手くなってた。
3年前のナリさんは、台詞を一生懸命追いかけてる感じで、まぁその初々しさもロザリンドに合ってたんだけど、今回は少し余裕が出て、自分の言葉になっていたかな。
ナリさんについては、また後ほど。

さて、以下はネタバレとなりますので、ご注意ください。

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◆お友達の間で大評判の映画、「キサラギ」を、ようやく観てきました。

本当は、7/1の映画の日に行こうとしたんだけど、観ようとした回がなんと満員!他の回では時間が合わず、諦めてすごすごと引き返すはめになったのだ。

この作品、最初はシネコン内の小さなシアターで上映されていたのが、先週半ばから、座席数2倍のシアターに変更された。やっぱり人気があるのね。

◆「キサラギ」は、こんなお話。

C級、いやD級のグラビアアイドル如月ミキが自殺を遂げて、早1年が経っていた。
彼女の1周忌追悼会に集まった5人の男、家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘。ファンサイトの常連である彼らはそこで初めて顔をあわせる。ミキの思い出話に花が咲き、大いに盛り上がろうとする5人。
「彼女は、自殺なんかする人じゃない」、アイドル・如月ミキの明るいイメージから、そこにいる誰もがそう思っていた。しかし、釈然としないやるせなさがMAXに達したその時、誰かが口を開く。
「彼女は殺されたんだ...」
この発言が引き金となり、5人の男達による怒涛の推理が始まった!


5人の男優が密室で繰り広げる推理劇、というまるで演劇のようなシチュエーションに舞台好きの血が騒ぎ、ついでに眼鏡姿の小栗君にも血が騒ぎ、(先週のレポも終わっていないのに)ついつい観に行ってしまった…

◆で、感想。
面白かった!!です!!(;ー;

一度でも、手の届かないアイドルに憧れたことがあるのなら。
本当はどんな人なんだろう、普段はどんな生活をしているんだろうと想像したことがあるのなら。
そして、熱い想いをつづったファンレターを送ったことがあるのなら、きっと、かつての自分に重ね合わせて笑ったり泣いたり恥ずかしくなったりできるはず。

小気味の良い台詞の応酬。スリル。ユーモア。
5人の個性豊かな男優たちが取っ組み合って、素敵な作品に仕上がっています。
まだの方は、ぜひご覧になってみてくださいね♪

◆以下、少々ストーリーに触れるので、何も知りたくない方はここでストップ。
記事の最後に書くネタバレ部分は、その前に警告を入れますので、未見の方はそこでストップしてください。

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◆昨夜観た舞台の興奮がまだ冷めていないようで、ふと気が付くと「お気に召すまま」のことを考えています。

帰りの電車でも、今日出かけた時も、もう一度本を読み直したり…
3年前に買ったパンフレットを見直してみたり…

…くううっ、ナリさんもオグリンも、幼くて可愛いなあっ!(T^T
#そういうことじゃない

つらつらと考えたことを、思いつくまま書き散らしてみます。


※ここから下は、「お気に召すまま」の舞台と原作のネタバレです。未見の方は、読まれませんように。※

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◆シアター・コクーンで、蜷川シェイクスピア、成宮くんの舞台「お気に召すまま」を観てきました!
昨日が初日だったので、今日は2回目の上演です。

主要キャストは3年前のさいたま公演とほとんど同じなので、とても懐かしかった。

成宮寛貴君のロザリンドは、さらに可憐でやんちゃな乙女に☆
高橋洋さんのジェイクイズは、さらに饒舌な鬱ぎ屋に☆
吉田鋼太郎さんの前公爵は、さらに重厚に☆

そして、小栗旬君のオーランドーは、前回比200%でかっこよかった〜〜!!(>◇<

※以下、最後の方にネタバレがあります。その前に警告しますので、詳細を知りたくない人は、適当なところでストップを。※

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